医療関係者の方へFor medical staff

地域連携室

■地域連携室とは

地域連携室は、社会福祉士資格を持った医療ソーシャルワーカーを配置し、地域と病院との橋渡しをしている部署です。院外の医療機関や介護サービス事業所等と連携を図りながら、院内の多職種にわたる医療チームと協力し、患者さんの入院から退院までをサポートしております。

主な相談内容

  • ・回復期リハビリテーション病棟・医療療養型病棟、その他レスパイト入院のご相談
  • ・在宅療養についてのご相談:ご退院されてからも、安心安全に在宅生活が送れるよう、入院中から院内専門職種・院外の関係機関と連携を図ります。必要に応じてカンファレンスも開催し、医療チーム全体で患者さん・ご家族をサポートしております。
  • ・転院先、施設入所についてのご相談:ご退院されてからも、患者さんが必要なケアを受け療養ができるよう、適切な医療機関や入所施設等の提案と連絡調整を図ります。
  • ・各種福祉制度の情報提供:病気や障がいにともない生じた生活問題を解決するため、利用可能な福祉制度を提案し、関係機関につなぎサポートしています。
  • ・その他、入院や退院後の生活に関してご心配なことがありましたら、お気軽に医療ソーシャルワーカーへご相談下さい。在宅医先生方、地域のケアマネジャー様からのご相談もお受けしております。

■入院までの流れ

1

まずは、お電話にて、地域連携室までご相談ください。

電話:077-562–0724(病院代表)

2

診療情報提供書・直近の血液検査データ、ADL表(所定の用紙はありません)をFAX又は郵送でお送りください。

FAX:077-562-0012(地域連携室直通)

郵送:〒525-0059 滋賀県草津市野路町5丁目2番39号 地域連携室 宛て

3

院内の判定会議で入院の可否を判断させていただきます。

なお、判定会議は随時行っております。

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判定会議で入院が可能と判断がでた場合、入院前面談をおこないます。

※回復期リハビリテーション病棟の場合、リハビリスタッフ・ソーシャルワーカーとの面談を行います。医療療養病棟の場合、ソーシャルワーカーで行います。

5

入院日のご連絡。 紹介元の医療機関へご連絡します。

6
入院 月~金、午前中の入院となっております。

■ご入院の対象となる方は

回復期病棟の場合

医療保険診療報酬上、対象となる疾患が決まっております。

※詳細は電話でお問い合わせください。

対象疾患と入院可能期間
対象疾患 入院までの日数 入院期間
脳血管疾患/脊髄損傷/頭部外傷/くも膜下出血のシャント手術後/脳腫瘍/脳炎/急性脳症/脊髄炎/多発生神経炎/多発性硬化症/腕神経叢損傷などの発症または手術後/義肢装着訓練を要する状態 2か月以内 150日
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害/重度の頚髄損傷及び頭部外傷を含む他部位外傷 2か月以内 180日
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の膝骨折または二肢以上の多発骨折の発症後または手術後の状態 2か月以内 90日
外科手術または肺炎などの治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後、または発症後の状態 2か月以内 90日
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節または膝関節の神経、筋または靭帯損傷後の状態 2か月以内 60日
股関節または膝関節の置換術後の状態 2か月以内 90日

医療療養病棟の場合

急性期医療の治療を終え、病状が安定したものの、なお継続的な入院加療を必要とする慢性疾患の方が対象となります。厚生労働省が作成した、病態・処置の状態ランク(医療区分)と介護を要する状態ランク(ADL区分)からなる分類に従って、主に医療区分2又は3の患者さんを中心にご入院いただいております。また、生活動作能力の維持と向上を目的とし、療養病棟でのリハビリテーションも力を入れております。

■入院に関するお問合せ

まずは、地域連携室までご相談ください。ソーシャルワーカーが相談対応いたします。

窓口時間

[お問合せ]

月曜日~金曜日 9時~17時

土曜日 9時~12時 (日曜・祝日はお休み)

「地域連携室」までご連絡ください。

077-562-0724(代表)

FAX:077-562-0012(地域連携室直通)